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2021/02/16

木と根 京都展 Ⅲ



2021.2.27(sat)-3.14(sun)

木と根  京都展 Ⅲ





今年で3回目の開催となる京都展
今年も器と道具やアクセサリー、
京都のおいしいものたちが並びます
ぜひお気に入りを探しに遊びにいらして下さいませ
安全にお買い物して頂くため
startより3日間は
ご予約制させて頂きます 




たくさんのご予約をありがとうございました。
安全にお買い物して頂くため、
三日目以降もご予約の方をご優先に
ご案内をさせて頂きます。
ご理解いただけましたら幸いです。



2月27日 土曜日
11:00- ×
12:00- ×
13:00- ×
14:00- ×
15:00- ×
16:00- ×


2月28日 日曜日
11:00- ×
12:00- ×
13:00- ×
14:00- ×
15:00- ×
16:00- ×


3月1日 月曜日
11:00- ×
12:00- ×
13:00- ×
14:00- ×
15:00- ×
16:00- ×


3月2日 火曜日 定休


3月3日 水曜日
11:00-  ×



伊藤聡信さん
・井山三希子さん
・岡田直人さん  
の作品は
3日目まで、お1人につき2点までとさせて頂きます





作品の在庫数や内容に関して
お電話やDMでのご質問は
対応しておりません
どうぞ宜しくお願い致します






【ご予約方法】

mail:bookshopkasper@gmail.com まで
お名前、ご希望の日時、お時間、お電話番号をお知らせください








2020/11/24

Interview with Anima uni


たましい ひとつ

そんな名前を持つものたち


ひととせかい 

わたしたちの体の細胞の中にある記憶

太古の海にいた頃の命の記憶 


ジュエリーは

世界と自分をつなぎとめ

わたしらしくありたいと願う時

静かな共振を呼び起こす


鮮やかな果実や

愛らしい草花をモチーフとした

長野麻紀子の手がけるなジュエリーの世界

2020年を締めくくる華やかな展示会となります。

ぜひ遊びにいらしてください




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Anima uniへのインタビュー


①ジュエリーデザイナーになる前に学ばれていたことについて教えてください。


ちいさなころから、アリやきのこや石ころなどのちいさないきもののふるえるせかいを、

じいっとみつめているのが好きでした。

みんないきてることが、ただただふしぎで。


その延長で、当初は大学で生物学を専攻したのですが、

あるときふと、せかいの探究について、分類、分析して知の世界を構築していく理系の学問よりも、

もしかしたらアートのほうからアプローチする方が、じぶんには向いているのではないかと、

気づいてしまったのがきっかけでアートに転向、

ロンドンのゴールドスミスカレッジでファインアートを学びつついろんなところを旅してまわっていました。


ジュエリーを志したのは、さらにその後。

金属を扱う技術を身につけたくて、働きながら夜間に彫金を学び、

その後は独学に近いかたちで、つくっていたら、いつのまにかこんなふうになっていました。




②旅はお好きですか? 印象的だった場所や思い出について教えてください


旅先では、とりたててなにをするでもなくただぶらぶらと

その土地、その場ならではのくうきに身をひたすのが好きです。

風のにおいとか、光線の具合とか、そうしたささやかなことに惹かれます。

なにかの加減で、ふらり導かれるように辿りついたり、

おもってもいなかった扉がひらくことがあって、

忘れがたい瞬間が記憶のなかでいまもきらめいています。


何年か前に、一生の夢と想っていたオーロラをついにアイスランドで

目の当たりにすることができたのですが、

ぽたぽたと灯りのともる夜のレイキャビクの街の上空に

灰色のヒョロヒョロでニョロニョロの雲がやたらと素早く蠢いていて

まさかこれが、オーロラ!と、衝撃を受けたことも懐かしいです。


極光は強いときは、人間の眼にも緑やら赤やらゆらめく色が見えるのですが、

弱いときには、そんなふうに灰色にしか見えないのだそう。

カメラのレンズを通せば、そんな時でも緑に発光して映るのだということをはじめて知りました。

後日、一晩中爆発するようなオーロラが現われた夜は、

オパールを夜空にぶちまけたみたいに色とりどりにさざめいて怖いほど。

網膜が染まってしまいそうに。

とてもしあわせな旅時間を覚えています。




③ブランド名の由来について教えてください


Anima uni 

たましいひとつ、の意。

ラテン語で Anima がたましい、uni はラテン語の1と、棘皮動物のウニをかけています。

まだ制作をはじめていない頃、旅のある晩に、

そんな名でジュエリーをつくっているというふしぎな夢をみたのが由来です。




④ジュエリーを通して表現したいと思うことは、どんなことでしょうか?


ジュエリーは、ひとのりんかくに寄り添って存在するところに、惹かれます。

ひととせかいとの交点ともなりうる存在。

ときにはお守りのように、

みずからを確かめる時にそっと共鳴して力を与えてくれるような、

そんなジュエリーを手掛けたいとおもっています。




Kasperでの展示の構想について教えてください。


Kasperさんは、はじめて訪れたときから、ふしぎとこころ惹かれる空間。

そして、今回はジュエリーとアートの二つの世界の展示。

吸って吐いてをくりかえす呼吸のように、

自然と両のてのひらから生まれてくる泡のような、細胞のような、星屑のようなちいさな立体作品と、

その延長線上で、こどもの遊びのように自由なジュエリー。

イラストレーター、ガーデナーでもある大野八生さんとのコラボ uniniから、

絵本のなかから抜け出してきたような、愛らしい指輪の新作コレクションもお持ちします。






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Interview with Anima uni



1. Tell us about what you learned before you became a jewellery artist.


Since I was a little kid, I always liked to stare at the realm of little creatures like ants, 

mushrooms and pebbles...It was just wonder.


I majored in Biology at university because of my interest, 

but one day I realized that Art would fit me better than scientific academics 

which establish the world of knowledge by classifying and analyzing, 

so I switched over to a career in Art. 

While I was learning Fine Art at Goldsmiths in London, I travelled to a lot of places.


It was much later when I aimed to work on jewellery.

I wanted to have the skill to work with metals, 

so I learned jewellery making at a night school while working during the day. 

After that, I studied almost by myself and became like this before I knew it.





2. Do you like traveling? 

Tell us about the places or memories that left impressions on you.


I like to just wander around and soak in the local atmosphere while traveling, 

not doing anything special particularly.

Im attracted to small things like the smell of the wind, a ray of light.

Sometimes I got to an unexpected destination 

as if I was guided or an unexpected door opened.

Those unforgettable moments still sparkle in my memories.


Several years ago, I finally saw the northern lights in Iceland, 

which was my lifelong dream.

Grey spindly clouds were wriggling quickly in the night sky above the town of Reykjavik. 

I was very shocked when I knew that was it!


When the northern lights are strong, you can see wavering green or red colors, 

but when it is weak, you only see grey things like I saw.

I also knew for the first time that the grey northern lights 

still give off green lights through the camera lens.

Later on, explosive northern lights appeared through the night.

It was colorful and noisy like opal scattered into the night sky.

It was almost scary as if my retina would get stained.

I remember it was a very happy time during a trip.





3. What does the name Anima uni mean?


Anima uni means one soul.

Anima means soul in Latin. uni means one in Latin and also sea urchin, 

members of Echinoderm, in Japanese.

It comes from a dream that I had on one night on a trip in the early days of my career. 

In the dream, I was making jewelry under the name.





4. What do you want to express through jewelry?


Im attracted to jewellery because it stays close to the outline of people.

It could be an intersection of people and the world.

I would like to make jewellery that could resonate gently and 

support you like a charm when you make sure you are being yourself.





5. Tell us about the concept of the upcoming show at Kasper.


Kasper is the place I have been feeling drawn to since my first visit. 

This time, it will be an exhibition of two worlds, jewellery and art.


There will be small three-dimensional works like repeating breathing in and out, 

like bubbles coming out of both hands by itself, like cells, 

or like stardust, and as an extension of that, jewellery which will be open like childs play.


Ill also bring a new collection of rings from Unini, a collaboration with Yayoi Ohno, 

which are lovely, as if they come straight out of a fairy tale.






2020/11/10

Anima uni 個展 宇宙(うみ)へ

 





Anima uni 個展

宇宙(うみ)へ



2020.11.28(sat)- 12.20(sun)

11:00-17:00


2020年最後のイベント

Anima uni 長野麻紀子さんの

個展を開催いたします
長野さんの旅した土地
美しい地球の風景から

こぼれ落ちてきたような
生命のかけらのような

ジュエリーたち
創り出すひと

愛おしむこと
限りない生命の宇宙の中へ
みなさんと旅していくことが

出来ますように













Anima uni

ICUにて生物学を修めた後、渡英。

ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ Fine Art科卒。

身にまとい日々に寄り添う、ちいさなArtとしてのジュエリーを手掛ける。



2020/09/15

Interview with nakaban





nakaban


Dissonance is unknown harmony


2020.10.17(sat) - 11.1(sun)








うつくしいと感じるその想いは

どんなときにうまれるのだろう

何かをみて

心が動くのはどんなときだろう 

時々自分の心に問いかけてみる

 

人は みな違っていて

でも

みな心の内に『同じ部分』をもっている




等しく持っていたはずの感覚

そして何処かで失くしてしまった記憶


それらを決して失わずに

見つめている人もいて

そうした人から生み出される作品は

とても静かな声を発している



キャンバスに描かれたもう一つの世界で

『誰か』の記憶と『私たち』という意識の集合体の記憶が混ざり合う


夢から呼び起こされた微かな声が

色彩を帯びて

やがて旋律へと変わっていくように



画面の前に立つことは

そんな音を聴く体験に

似ているのかもしれない




-BOOKSHOP Kasper-






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Interview with nakaban


①絵を描きはじめたきっかけとなるような出来事がありましたら教えてください。


若者らしく、何かを期待して美術学校に進んだのですが卒業するまで絵の本当の面白さには気づかないままでした。

芸術の持つ「ある種の格式」が絵を素直に楽しむことの阻害になっていました。

絵の道を諦めて、働いていたこともあるのですが、勤務時間外の寝る間を惜しんで絵を描いている自分がいました。

それで「シンプルに私は絵が好きなのかもしれない」と気づきました。

なんでもないある日の夜明け前のことです。



②アトリエでは、どんな風に一日を過ごされていますか?

好きな音楽のCDを聴きながら絵を描いています。
挿絵などの仕事と自分自身のプロジェクトが50:50です。
気分転換はコーヒーを淹れたり食事を作ったりしています。
近頃は本も読まないしインターネットもあまり見ません。
たくさんの無花果の木を鉢植えで育てています。




③製作の拠点を首都圏から広島へ移されてから
ご自身の心境や生活など、変化したと思うことがありましたら教えてください。 


変化はありません。どこに住んでいても基本的に絵や言葉の中に住んでいるという感じです。
でも、内向性を突き詰めると世界や他者に繋がる道が見えてくるように思います。
広島市はいいところですよ。汽水域の河口に広がる街区を路面電車がのどかに行き交っています。



④アーティストとして生きる上で自分が大切にしていると

思うことがありましたら教えてください。


芸術という仕事を神秘のヴェールで覆わない。
みんなが芸術家であればいいと思っているので、

わたしの絵を見た人には、これなら自分も描いてみたいと思ってもらいたいです。

しかしそのようなものを提示するには何かしらのエネルギーが必要ですね。

それが何なのか、今、どうしたらいいのかをいつも考えています。




Kasperでの個展の構想について教えてください。


まだ数枚しか描いていない段階ですが、不調和はまだ知らない調和である。

Dissonance is unknown harmony)という仮説を立て、制作を楽しんでいます。

飾って飽きない絵を描きたいんです。

今回は意図の発するノイズを削ぎ落として描いてみたいと思い、試してみましたが難しいですね。

わたしは瞑想の達人ではありません。

それでも仕事に夢中になれば、いろいろな要素の間にある関係性が見えてきます。

真空に見えてもそこは無ではないんです。

関係性があり、その見えない繋がりを思うとき、世界はまさしく絵画的です。









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Interview with nakaban



1. What made you start painting?


I entered art school expecting something exciting like most young people do, 

but I didnt realize how fun it is to paint until after I graduated. 

Some sort of formality in art made it difficult for me to fully enjoy painting.

 I once gave up my painting career and had a day job, 

but ended up cutting down on sleep to paint in my spare time. 

One day before sunrise, I realized I might really like painting.



2. Tell us about a day in your studio.


I paint while listening to music I like.

I work half in illustrations and half in my own project.

I make coffee or cook something during a break for a change.

I have not read books or checked the Internet recently.

I grow a lot of fig trees.



3. How did your state of mind or lifestyle change 

after you moved your studio to Hiroshima from around Tokyo?


Nothing has changed. 

I feel like I basically live in paintings and words no matter where I live.

But, I think focusing on introversion leads to a way that connects to the world and others.

Hiroshima is a nice place. 

Its peaceful to see trams running throughout the city 

near the river mouth of the brackish water region.




4. What is an important thing in living as an artist for you?


Not to make art as work mysterious.

I think everyone can be an artist, 

so I would like people who see my paintings to think I want to paint this.

But I also think I need some energy to present that kind of work.

So I always think, what sort of energy it is or what I should do now.




5. Tell us about the concept for the upcoming show in Kasper.


I have done only a few, 

but I am enjoying the production with the hypothesis that 

dissonance is unknown harmony.

I have been trying to cut out the noise emanating from intentions in the show, 

but it is hard. I am not a meditation expert.

When I am really into work, I start seeing relations between things.


Thinking of the invisible connections makes the world very picturesque.












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