BOOKSHOP Kasperブックショップ カスパール

2022/11/12

長野史子個展


 


2022.11.19(sat)-23(wed) 

長野史子個展

open:11:00-17:00

期間中無休

作家在廊予定日:11/19 




封じ込められた記憶の断片

触知出来ないはずの遠い時間の形象

作家の新たな意識が空間を包合します




ギャラリー内を入場制限させて頂く場合がございます

あらかじめご了承ください


◻︎


We are pleased to inform you about our upcoming exhibition.


Fumiko Nagano's solo exhibition

Nov 19 sat -  23  wed


We can ship overseas.

Please feel free to contact us 

by DM or  email:bookshopkasper@gmail.com

for orders/inquiries




2022/10/22

chisaki pop up shop

2022.1029(sat)-11.6(sun)

CHISAKI POP UP SHOP

11:00-17:00  期間中無休


冬への訪れを一日ごとに色濃く感じる日


chisakiのウインターコレクションが

葉山にやってきます


人と自然、暮らしに寄り添う

デザイナー苣木紀子さんの

あたたかで親密な眼差しが

ひとつひとつのアイテムに宿ります


冬支度が愉しくなるchisakiの帽子

レッグウォーマーやターバンなどの小物

今回のコレクションはキッズサイズも揃いました


ぜひご家族で遊びにいらしてください




2022/09/07

Kazumi Kato solo Exhibition

2022.9.10(sat)-19(mon)

加藤かずみ個展

期間中無休

作家在廊:9/10,11


はじめてわたしが

加藤さんのアトリエを 

訪ねたのは8年前になります


待望の葉山での個展では

中国茶器を中心に

加藤かずみさんの器の世界を

ご紹介いたします


期間中は

美味しいお茶やお菓子を

たのしんで頂けるイベントを

開催いたします


喫茶でお客さまを

お迎えするのは

久しぶりでわくわくします


長月の湘南へ

ぜひお出かけくださいませ





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◯9/10(土)茶会「雫」◯

13:00-14:30予定

6席 ご予約制 ※CL待ちとなりました

¥5500(税込)

@t.tealabo 

茶  武内 由佳理さん(TEALABO.t)

@tef_to_chiraco 

菓子 tef to chiraco


さまざまな、いろ、おと、かおり

手に、のどに沁み渡る、しずく

こころとからだを整えるお茶


夏の名残り、秋のはじまりにふさわしい

台湾大陸茶3種の香味を五感で愉しむ時間です

加藤かずみさんの茶器を使わせていただき

功夫式でお茶を淹れさせていただきます

受け身でお気軽にご参加ください


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◯9/11(日)喫茶「一日茶藝」◯

12:00-16:00(ラストオーダー)

¥2200(税込)

@t.tealabo 

茶  武内 由佳理(TEALABO.t)

@tamanakagawa 

菓子 中川 たま


ご予約なしでお茶とお菓子を

召し上がっていただく1日喫茶

加藤かずみさんの茶器を使い

ご自身で淹れていただく体験型スタイルです

気軽な淹れ方で煎の重なりを味わいながら 

体の中から解けるお茶時間をお愉しみください


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◯ 9/17(土)TART DAY ◯

@tef_to_chiraco 

菓子 tef to chiraco

 

tef to chiracoさんによる

秋の果物をふんだんに使った

贅沢なフレッシュタルトを販売いたします

ご予約制 ※残数僅か


季節のフレッシュタルト

・無花果と葡萄 14㎝ホール

¥5280(税込)




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◯9/18(日)

料理家 中川たまさんによる1day café ◯

@tamanakagawa 

¥2200(税込)

ご予約制

①13時 満席

②14時 満席

③15時 満席

④16時 受付中


ブドウとすだちのマリネ寒天と

ラズベリー水羊羹

蕎麦とレモングラスの

お茶のセット


イベントの参加、ご予約を

ご希望の方はDMもしくは

mail:bookshopkasper@gmail.com まで

イベント名、お名前、人数、日時、お電話番号を

明記の上お問い合わせください


#pottery

#japaneseceramics

2022/06/29

Robert Cooper Solo Exhibition





Robert Cooper Solo Exhibition

2022.07.02(sun)-18(mon)

Light to LIGHT









Londonを拠点に製作を行うアーティストRobert Cooper による

Kasperで二度目となる個展を開催いたします

vintegeの陶の断片の組み合わせからなる

candlestickのコレクションを中心にご紹介いたします




 

2022/04/05

interview with Naoko Kurotsuka



kasperで三度を迎える黒塚直子個展。

メッセージ性の強い作品を藍染料を素材に平面作品を制作されていた時期から、

また異なる温度を感じる展示会となりました。

環境問題や原発に関する政治問題、女性の人権問題

黒塚直子は一貫して弱者に対して寛容な理想的な社会へのメッセージを

立体作品に込めてわたちたちへ訴えかけています。


今展示会では、びっしりと木の葉や花に覆われた人の姿、

蜂を全身に衣服のように纏う養蜂家、

動物と人が融合した立体作品、

優しい瞳をした兎や鹿に、

黒塚の小さな生き物たちへの慈愛の眼差しと

人間と動物が共に共存する理想の社会への想いを

感じることが出来ます



生きる物全てが持つ根源的な生命力の力への畏れ

森の深淵へと続く、見るものの暗部への旅。

黒塚直子個展へ、ぜひお出かけください。





 


①自分を動物に例えると、何の動物だと思いますか?


猫やライオンに似ているとずっと言われて来ました。

元々、気がつけば動物柄、モチーフを集めてしまう動物柄好き。
特に象が好きなのですが、幼稚園の遠足で見た象の排便の印象が
強すぎたせいでしょうか。
翌日にその様子をクレヨンで描いたのを覚えています。

象と私の写真はもう少し大きくなってから、多分上野公園。










②影響を受けたと思うアーティストについて教えてください。

中学生の頃にフォロンの画集を買ってもらい、
あの静かで独特な世界感に浸る時間が好きでした。
20代後半にタイガー立石さん、イチゲフミコさんご夫婦に出会い、
千葉のお家に何度も遊びに伺いました。

残念なことにタイガーさんはお亡くなりになったのですが、
タイガーさんが残したガス窯で初めて陶芸を体験しました。
その後、自分でも電気釜を買って立体を陶芸で作るようになったのは
タイガーさんの影響です。

藍の染料を使って絵を描き始めたのは葉山に住んでいる頃。
子育て仲間がみんななるべく自然食、
自然と共存する生活と子育てを目指していたので、
その影響があると思います。
子どもたちにも害がないような画材を探し使っていました。

他の作家ではKiki SmithLouise Bourgeois などが好きです。



③ご家族がみな、アーティストの黒塚家。
自宅での過ごし方と黒塚さんの制作スタイルについて教えてください。


みんなが好き勝手な時間に起きて寝て、
とまるでルームシェアみたいな家庭ですが、
コロナ禍になってから、晩御飯だけは基本一緒に食べるようになりました。

正樹さん(※1) も歩いて10分のアトリエから晩御飯を食べに戻ってきます。
去年は晩御飯担当をルーチン化して私も二人のご飯を
楽しみにしていたのですが、二人(※2)の仕事が締め切りばかりで、
今は私がご飯担当に戻ってしまいました。

洗濯してゆっくりすると午前中が終わってしまい、
午後にやっとやる気になって自分の時間。
晩御飯の準備まで作品制作。

半分家のこと、半分作品制作。
もっと広いアトリエを家と別に持つのが良いのでしょうが、
なかなか生活と制作を切り離せません。
煮物をしながら作品作りをしている、、
いつまでも趣味の範囲を超えないのはそのせいですね。

(※1) メディアアーティスト藤幡 正樹氏(※2)お二人の長女Komitsuさんのこと



④ご自身のどのような感情が制作へのtriggerになるとお考えでしょうか?

世界の変化、自分を取り囲む社会があまりに理想からかけ離れていて、
今は作品作りの時間が現実逃避というか、
精神を保っていられる時間のようになってしまってます。

この間、今回の展示に十分な作品数がすでに出来てしまったので、
数週間作品作りをしないでいたら、
気分が酷く落ち込んでいることに気がつきました。
おかしいな、、と言ったら、娘に「作品作りな!」と言われました。
大げさかもしれないけれど作品作りで救われているんですね。
そういう訳でやたらと数が多いのですが、、。
この中から良いのを選ぼうと思います。




⑤今回の kasperでの展示の構成を教えてください。

コロナ禍中にずっと引きこもって作っていた
陶器の新作オブジェ約100点の中からの抜粋と、
過去の平面、半立体などを混ぜて展示します。

いろいろ起きている世の中ですが、来廊した方が、
深い森のように静かで平和であると感じて下さるような
展示にしたいと思います。






1. If you were an animal, what would you be?


I have been told that I am like a lion or a cat.


Ive always liked animal patterns and animal motifs, 

and I cant help collecting them.

I especially like elephants. 

It might be because an elephant doing a poo 

once made such a strong impact on me. 

I remember, the next day, I drew how it looked with crayons.


Me and an elephant. I am a little grown up since then.

 Probably at Ueno Zoo.



2. Who inspired you?


I got an art book by Folon when I was in junior high.

I loved basking in his quiet and characteristic world.

In my twenties, I met Tiger Tateishi and his wife Fumiko Ichige,

and I visited their house in Chiba  many times.


Unfortunately, Tiger has passed away.

I experienced ceramic art for the first time using a gas kiln he left me.

Later, I bought an electric kiln for myself and 

started making objects from pottery, influenced by him.


I started drawing with indigo dye when I was living in Hayama.

All my fellow parent friends were trying to live together with nature, 

so I think I was inspired by that.

hgyI was also looking for materials that are harmless to children.


I also like Kiki Smith and Louise Bourgeois.



3. Your family members are all artists. 

Tell us how you spend time at home and about your production.


Everyone wakes up and goes to bed on their own time.

It is almost like a sharehouse, but since the pandemic started, 

we now have dinner together.


My husband Masaki* comes home for dinner 

from his studio that is a 10-minute walk away.

We took turns making dinner last year.

I was always hoping for dinner made by Masaki and my daughter,

but I ended up making dinner all the time 

because they always worked late to deadlines.


I do laundry and relax in the morning.

The afternoon is my time.

I work until I start preparing for dinner.


Its half household chores and half creation.

Maybe I should have a studio, 

but it is hard for me to separate work from my daily life.

I work on ceramics by the side of a simmering pot, 

that is why I never see my work as anything more than a hobby.


*Masaki Fujihata, a media artist.

Komitsu.



4. What kind of  feeling triggers creation for you?


How the world and society around me change is far from ideal.

In this sense, creation is a kind of escape from reality or time.

 I am able to keep myself calm in this context.


The other day, a few weeks after I stopped working 

because a sufficient number of works for this show were completed,

I found myself feeling down.

I told my daughter that there was something wrong with me, 

and she said to me, Work!


I might be exaggerating, but creation really helps.

That is why I have so many works to present… 

but I will select good ones out of them.



5. Tell us about the concept of the show at Kasper.


I will present a selection out of 100 new ceramic works I made during the pandemic, 

as well as some past works.


So many things are happening in the world now.

I hope people who come to this show can  feel silence and peace, like a deep forest.






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