わたしたちがみせて頂いたのは、生きていた頃の姿を充分に想像できる一頭分の鹿の革。
どこが頭でお尻がどちらなのかを教えて頂くことからワークショップは始まりました。
1円でも安く何かを手に入れる事は、それがわたしたちの手に渡るまでに生まれるまでの
さまざまな人との関わりや出来事をまっさらに消し去ってしまうこともある。
誰がどんな風にどんな材料でものを作ったのかを知ろうとすること。
それは忘れてはいけない大切なことだと思っています。
この日、鹿革で巾着袋を作らせて頂いた7歳の娘の胸に、何かが残るといいなと思いました。
後半はみんなでタグ作り。
たくさんの方にご参加頂きました。
とんとん、とんとん。
とても楽しい音が店内に響いていました。
遊びに来て下さったみなさん、一粒舎の高木ご夫妻、楽しい時間をありがとうございました。