スウィフト、ディケンズ、コンラッド、サキ、ジョイス……イギリスとアイルランド小説の「ザ・ベスト・オブ・ザ・ベスト」が凝縮した一冊。
この1冊に納められているディケンズの『信号手』、W•W•ジェイコブズの『猿の手』は、小学生の時に図書館で出会いました。
素晴らしい編者によるアンソロジーは読書という一人の行為を、より深く豊かに広げてくれると思います。
小説を読むことでわき上がる様々な感情。切なさ、愛おしさ、不思議、残酷さ。
柴田元幸氏の名訳、大人の読者の方はもちろん、小学生にも手に取って欲しい一冊です。