『収録されているレシピは、すべて、日本にいる難民の方から教えていただいたもの。
アジア、中東、アフリカの15の国・地域出身の方々とともに、45のレシピを集めました。
家庭料理の味や匂いの記憶は、生まれ育った土地の記憶を呼び起こすもの。
それは、母国から逃れてきた難民にとって、迫害という過酷な経験を想起するものかもしれません。しかし、共に料理を囲んだ大切な人たちとの思い出も、その記憶にはつまっています。』
(海を渡った故郷の味)
【認定NPO法人難民支援協会】https://www.refugee.or.jp
異国で生活した体験を持つ方は、日本での食事、食卓の景色を懐かしく思い出された方もいるのではないでしょうか?
味覚は時間や場所を超えて記憶を揺さぶる強い力を持っていると思います。
「日本にいる難民」の人々。
わたしたちにとって近くて遠いテーマです。
ぜひお手に取ってご覧下さい。